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ETCの導入で高速料金を節約

ETCを利用するといくつかの割引サービスを受けることができます。

 

■ETC前払割引サービス
あらかじめETC前払割引サービスにユーザー登録し、所定の前払金を支払うと、以下のように割引を受けることができます。

 

申込単位 利用可能金額 お得な額
\10,000 \10,500 \500
\50,000 \58,000 \8,000

 

※ 2005年9月16日
「2005年12月20日(火)24時をもってETC前払割引 サービスの前払金お支払(積み増し)の受付及び新規登録の受付を終了します。」 との発表がありました。
既に払い込んでいる前払金残高は、これまで通り利用可能。これからはETCマイレージサービスに移行していくようです。

 

高田の考察

5万円ハイウェイカードなくなってしまった現在、高速を多く利用するのであれば○。 ただし、手続きはちょっと面倒。 そして、車載器の購入等、初期投資が必要になります。

 

高田も導入してみたのですが、初期投資として16,100円かかりました。内訳は以下の通りです。

車載器:9,800円
取り付け工賃:3、150円
セットアップ費用:3,150円

※使用する車の情報を初期情報としてETC車載器に書き込む(セットアップする)必要があり、これによりETCシステムを利用する車両を特定し、通行料金を算出します。セットアップは必ず必要になります。

 

この場合、この初期投資をペイするためには、10万円分使わなくてはなりません。また、車載器の9,800円というのは現在のところかなり安い製品となり、通常は15,000円くらい考えていた方が良いと思います。さらに車載器がアンテナと分離型の場合、工賃が5,250円と割高になっていました。

 

継続的にかかる費用としては、クレジットカードの年会費が考えられます。ETCを使用するためには、クレジットカードが必要になりますが、ETCには通常のクレジットカードを使用することができず、ETC専用のカードを作る必要があります。このところやっと年会費無料のカードが増えてきましたが、このETC専用カードに年会費が500円から1,000円程度かかるカードも少なくありません。(高田はもちろん年会費無料のETCカードをつくりました。)

 

ちなみに、高田が車載器を取り付けた某大手カー用品店では指定のカードに申し込み、車載器を購入した場合、5,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っていましたが、このカードの年会費は1,500円(通常のクレジットカードの年会費:1、000円+ETCカードの年会費:500円)でした。

 

結論から言って、現状、高速を頻繁に使用しない場合、節約術としてはあまりお勧めできません。 ただ、料金所で渋滞している車の列を横目にETCゲートを通り抜けるのは快感です。

 

ここで、2004年8月19日、国土交通省が国費を投入し高速道路の通行料金値下げを行う 方針を固め、総額600億円の関連予算を2005年度予算の概算要求に盛り込むという ニュースが飛び込んできました。

 

これがETC普及促進にも適用されるようであり、ETC利用者には益々お得になりそうです。
以下抜粋です。

 

今年度、地方自治体と共同で関越自動車道(新潟県)や第2東名高速道路(名古屋市)の 一部など、約40区間で、主にノンストップ自動料金収受システム(ETC)利用者を対象 に最大75%を割り引く実験を行っている。 利用増などの効果が高い区間から順に、国費を使ったETCの割引区間に切り替える考えだ。

 

ただし、「公団の事業に国費を投入しない」とした政府の閣議決定に反する、との批判が 出る可能性もあり、今後を見守ってみましょう。
なお、これについて国交省は「渋滞緩和で公共の利益につながる。国費は利用者に還元する ので、閣議決定の趣旨に反しない」(道路局)と説明しているそうです。

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